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- レッグス・マクニール、ジリアン・マッケイン「プリーズ・キル・ミー」島田陽子訳
先日打ち合わせをした大久保さんが編集された本。これまたとんでもなく面白い。この本の存在はなんとなく店頭で見かけてはいたのだけど中身を見ていなかった。ヴェルヴェットからストゥージズ、ニューヨーク・ドールズ、マルコム・マクラーレン、デイヴィッド・ボウイ、パティ・スミス、リチャード・ヘル、テレヴィション、ラモーンズ・・・、とNYとロンドンとの地下水脈を見るような。とはいえ、どうにもしょうもないエピソードや証言の数々・・・。でもそこからのぞく本質、というか、まさしく「オーラル・ヒストリー」。ジャームッシュじゃないけど、点と点を結んでできあがる絵のようなもの。送っていただいてパラパラとやり始めたら最後もうとまらないくらい面白い。