2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

Robert Wyatt 'A Short Break' 今年もあと一日。今年にあったいろいろなことを思い出しながら・・・。 この作品、言葉はありません。 いや、ありました。 "IS EVERY MOMENT FOREVER?" "OR NEVER?"

Biff Rose 'The Thorn in Mrs. Rose's Side/Children of Light' Tiny Tim 'God Bless Tiny Tim' David Bowie 'Hunky Dory' 心を愛で満たそう 戯れに無駄な時間を過ごすことはない これまでに起こったこと それはきみのこころの中で起こったことにすぎない き…

Big Star 'Sister Lovers' アレックス・チルトン、洪水で行方不明と思ったら、ビッグ・スターの新録が発売されたみたい。まあ、とにかくよかった。 ビッグ・スターも、90年代初頭にティーンエイジ・ファンクラブなどによって再評価されたバンドだ。ロック調の…

Galaxie 500 'On Fire' パステルズと同じころ好きだったバンド、Galaxie 500。このグループ、非常にカヴァー曲のセンスがよい。このアルバムでは、ジョージ・ハリスンの"Isn't It a Pity"をやっているが、ほかには、オノ・ヨーコ、ジョナサン・リッチマン、…

The Pastels 'Trackload of Trouble' パステルズは特にカトリーナの書く曲が好きだ。照れるくらいにあけすけな曲だが・・・。パステルズのいちばん好きな曲。 昔、改装する前の渋谷クアトロでパステルズを見た。そこは楽屋が簡単にのぞけるようになっていたのだ…

David Bowie 'David Bowie' デイヴィッド・ボウイの隠れた名作である、このファースト・ソロ。70年代の10年がボウイの最初の黄金時代だが、そこからも切り離されてあまりにも言及されることの少ない不幸な作品ともいえる。個人的には、地味ながらいい曲の多…

Improvised Music from Japan 2005 Fader vol.011 長らく待たれた2誌が、ついに発行されました。 どちらにもちょろっとレヴューを書いています。

Derek Bailey (1930-2005) いちど見ておきたかった・・・。 著作の翻訳が進行中という話を夏に聞いたけれど、どうなっただろう。 デレク・ベイリー氏(英国のギタリスト)ベイリー氏の家族から日本の知人に入った連絡によると、24日、運動ニューロン疾患のた…

The Doors 'Waiting for the Sun' ドアーズはよく知られた曲よりもそうでない曲のほうが良かったりする。 冬 風が冷たく吹く季節 恋に落ちる そう願っている 風はとても冷たい だからだろうか きみを暖めたい きみの手がぼくに触れる 一緒に踊ろう 愛しい人 …

Vashti Bunyan 'Just Another Diamond Day' この一曲のみに参加しているフェアポート・コンヴェンションのデイヴ・スワーブリックのフィドルが好きだ。 このヴァシティ・バニヤンの復帰前の唯一のアルバムは、デヴェンドラ・バンハートや昨今の「フリー・フォ…

The Kinks 'The Village Green Preservation Society' ボニーとクライドが自身の犯行現場で記念写真を撮るように、なぜみんな存在証明としての写真を撮るのだろう。ジョナス・メカスの映画に写る友人たち、彼らはすべて「それはかつてあった」ものの集積。 …

Saturday SunからWinter Songsへ思うところあって、Saturday Sunを一旦閉じてWinter Songsとして再開することにした。 2004年の1月から、いままでまったく書く習慣のなかった日記というものをつけはじめた。もちろん2004年の前半はまったくといっていいほど…