■
- Biff Rose 'The Thorn in Mrs. Rose's Side/Children of Light'
かつてこんな奴がいた
彼の名前はバズ
彼は新米警官
ただのかわいいおまわり
彼はサンセット通りを警邏した
自由の地 ヒッピーの聖地だ
彼はきみやぼくを守ってくれていた
アリスDという名の少女に出会うまでは
アリスはすべての古き良きヒッピーが恐れる少女
みんながかわいいアリスのことをヘッドと呼んでいた
アリスは見るからに山ほどのポットとSTPを持っていた
彼女は群衆を引きつけた
なぜなら彼女のブツがやたら大きい音をたてていたから
善良なるバズは良きおまわりのすべきことをした
彼は拳銃をアリスの胸めがけて発砲した
彼女が言う「これは胸像よ」
すると彼女の目に閃光が走って
彼女は催眠術をかけはじめた
バズが言う「なんという衝撃
これは幻覚に 幻覚に ちがい ちがい ない ない ない」
愛はとても衝撃的なものだ
膨張する目に恋に落ちたなら
バズが言う「愛するアリス
俺のいかしたバイクに乗りにこないか
すぐにあたりは暗くなるから
グリフィス・パークから一緒に星を見られる」
それでふたりは占星術でも掘り下げに外に出た
共同幻視の実験を通じて
さてふたりは錠剤飲んで注射して
バズはなにも恐れるものはない
バズとアリスDは啓示を受けた
いつの日か進むだろう道を
もちろんバズはいまだ警官
権力を持った売人
きみやぼくをアリスDみたいな悪い女から守ってくれている
"Buzz the Fuzz"